santa teresa 1796

サンタテレサ1796

オーク樽で4年から35年熟成した原酒をブレンドし、さらにソレラシステムで6年間熟成と、手間と時間をたっぷりかけて作り上げられました。

色は濃く、香りも豊かな甘味と香ばしいボディを持っています。口に含むと甘味もありますが、後口のキレは非常によく余韻はすっきりとしています。程よい熟成感を楽しめるラムです。

サンタテレサはパンペロやカシケと並びベネズエラ3大ラム酒と呼ばれています。
首都カラカスから南西に80キロほど下ったエル・コンセッホという町で1796年に創業しました。創業200年を記念して作られたのがこのサンタテレサ1796です。

サンタテレサとは16世紀のカトリックの聖人です。彼女は神秘思想主義者としてしられ、その思想の要点は4つの段階を経る魂の向上だそうです。すなわち「瞑想」「静寂」「合一」「恍惚あるいは歓喜」。
静かにラムを味わううちに恍惚あるいは歓喜と呼ばれるような状態になるほど美味しい!という由来があるわけではなく、創業者の娘さんの守護聖人から名付けられたそうです。
しかし歓喜したくなるほど美味しいラムであることも確かです。